
セキュリティ対策
弊社のセキュリティ対策をお任せしている企業の担当者様と「ランサムウェア攻撃に対する対応」についてお話をさせていただく機会がありました。
最近、企業がサイバー攻撃を受けて業務停止に追い込まれる「ランサムウェア」事件が増えています。皆さんもニュース等で耳にすることが多いのではないでしょうか。
ランサムウェアとは、パソコンやサーバー内のデータを勝手に暗号化し、「元に戻したければ身代金を払え」と要求する悪質なウイルスのことです。被害を受けた企業は、顧客情報の流出や長期のサービス停止など、深刻なダメージを受けることがあります。
こうした攻撃は大企業だけではなく、中小企業が狙われるケースもあります。原因はセキュリティ対策に使える予算や人材が限られており、防御が手薄になりやすく狙いやすいからだそうです。また、大企業と取引している中小企業を「入口」として攻撃する「サプライチェーン攻撃」というものもあるそうです。
被害を未然に防ぐ為には、「自分たちは狙われない」と考えず、基本的なセキュリティ対策を日常的に行うことが大切です。たとえば、ソフトウェアの更新、バックアップの定期実施、社員への教育、怪しいメールの開封防止などは最低限やっておく必要があります。弊社でも今まで以上に徹底していこうと思います。
もちろん、これだけで完璧に対策できるかというとそうではありません。日々AIによって新たなウイルスが作られているため、すべての攻撃を防ぐのは難しいそうです。
そんな中、経済産業省が対策水準底上げを目的とした「セキュリティ格付け制度」が2026年度から施行予定です。これは企業や組織の情報セキュリティ対策を第三者機関が客観的に評価し、スコアやランクで示す仕組みのことです。簡単に言えば、「企業のセキュリティを見える化する制度」です。評価項目には、システムの脆弱性管理、ウイルス対策やアクセス制御、バックアップ体制、社員教育、インシデント対応力などが含まれます。これらを総合的に分析し、「A~Eランク」や「100点満点スコア」といった形で格付けが行われます。
こうした制度を活用すれば、自社のセキュリティ対策の弱点を把握するだけでなく、取引先にも「信頼できる会社」であることを示すことができます。
備えあれば憂いなし。セキュリティ対策を見直してみるいい機会になるかもしれません。
